オンラインカジノって結局何が楽しいの?

「カジノ」「ギャンブル」と聞いてみなさんはどんなイメージを持っているだろうか。
ゲームセンターのようなポップなイメージ?
それとも、札束が飛び交う怖くて怪しいギラギラしたイメージ?
おそらく今の日本では後者のイメージが強いのではないだろうか。
今回私が伝えたいのは、
- オンラインカジノは気軽に遊べる「大人のゲームセンター」
- ギャンブル嫌いの私がハマったのは、まるで投資のようだったから
大きくこの2点について解説しようと思う。
日本での “ギャンブル” のイメージ
ギャンブルというと、
パチンコやスロット、競馬等が日本では主流だ。
良い台を狙うため開店前の朝から行列を作ってパチンコ屋に並んだり、
赤ペンを耳に挟んで競馬新聞と睨めっこしているおじさん達の姿。
誰しも簡単に想像できるだろう。
決して明るいイメージではないかもしれないが、
それでも我々の日常の一部として生活に溶け込んでいると言ってもいいかもしれない。
日本での “カジノ” のイメージ
ところがカジノと聞くとどうだろう。
怖い人達が出入りするような闇カジノや裏スロ、
たまに報道される野球選手や力士の違法賭博問題..etc
我々日本人からすると、どうしても違法ギャンブルのイメージが付いて回るのではないだろうか。もちろん、海外旅行に行ってカジノで遊ぶ、というユーザーも多くいるだろう。
出張や旅行で海外のラグジュアリーホテルに訪れ、カジノで大きなお金を動かすという行為自体が、一部のセレブの中では大きなステータスになるのも事実。
しかし、パチンコに5000円をベットすることにすら気が引ける私のような庶民にとって、そんなセレブの遊びなど別の世界の出来事のようだ。
私はギャンブルが嫌い
ハッキリ言うと私はギャンブルが好きではない。
パチンコもスロットも競馬も宝くじもやらない。
昔、友達に頼まれてパチンコの代打ちをした時、数時間で10万円近く勝ったことがあったがそれでも全くハマらなかった。
「みんなで宝くじを買おう」というような場面でも、付き合い程度で買うことはあるが基本的に宝くじなんてものに全く期待をしていないし、競馬や競輪なんてルールを覚えることすら面倒だ。
「それはギャンブルの楽しさにまだ気づいてないだけだ! 」という人もいるだろう。
確かにそうなのかもしれない。
しかし、
負ける可能性が圧倒的に高いとわかっていて
なけなしのお金を投入して楽しめるほど私はギャンブラーではない。
私がギャンブル好きかそうでないかの話は一旦置いておいて本題に戻ろう。
オンラインカジノを始めたのは “稼げる“ と思ったから
1. SNS界隈でオンラインカジノ関連の情報が大流行
30年間生きてきて、ギャンブルに全く興味の無かった私が
唯一興味を持ったのがオンラインカジノだ。
「ギャンブル嫌いのくせにカジノはやります」なんてやつを恐らく皆さんは信用出来ないだろうが、興味を持ったきっかけはシンプルに”稼げる”と思ったからだ。
当時SNSではオンラインカジノ関連の情報商材が大流行していた。
- バカラやルーレットの勝敗を予想してリアルタイムでアナウンスする「配信」
- テーブルや出目、ロジックなどを教え、自分の裁量で勝てるように教育をする「コンサル」
- みんなで情報共有しあって高めていこうと志す「サロン」
このような大小様々な情報商材が2018年頃からSNS界隈で大流行していた。
私は当時、興味本位でそういった情報商材に目を通していたのだが、そのほとんどで
「カジノは上手くプレイすると、ギャンブルではなく”投資”になる」
「オンラインカジノはしっかり学習することで、”かなり期待値の高い投資”になる」
というところに結論付けられていた。
2.まるで簡易版FX?バカラに大ハマり
私は投資家などという立派な存在ではないが、
FXやバイナリーオプションなどを少しかじったことがあったので
様々な情報商材で語られていた
「オンラインカジノはギャンブルではなく投資」という部分に惹かれた。
そこでさっそくオンラインカジノに登録し、
まずはとっつきやすいとされていたバカラを始めてみた。
バカラについて簡単に説明すると、
プレイヤー、バンカーという仮想の2人のどちらが勝つかを予想するゲームで、
配られたカードの合計が9に近いほうが勝ちというルール。
これを繰り返して利益を増やしていくのだが、
バカラでは”罫線”と呼ばれる野球のスコアボードのようなものに過去の勝敗が記録されていくため、その流れを見て「次はどちらが勝つか」をある程度予想出来るのだ。
なるほど、これなら「しっかり勉強し、経験を積めば勝てるようになるのでは?」という幻想を抱かせてくれた。
今思えば、素人の浅はかな予想でしか無かったかもしれないが、プレイ中は一端の投資家気取り。実際に面白いくらい予想が一致して10連勝する時もあったし、ことごとく自分の賭けた方とは真逆にくることもあった。
トータルで考えると大幅にマイナスなのだが、それでもバカラは楽しかった。
過去の勝敗が記録される罫線を読み解く時の感覚が「簡易版FX」のような気がして、
ギャンブルであるにもかかわらず、心の中では不思議と仕事や勉強をしているような感覚だった。
周りからすると滑稽に見えていることだろう。
それでも、罫線と睨めっこしつつマルチモニターで複数のテーブルを監視しながら、
メモ帳片手にブツブツと呟きながら分析し、予想している姿は投資家そのものだと自負している。
そして負けるとカジノ側の「操作」のせいにする。
これはバカラで負けたことのある人はこの気持ちが痛いほど分かると思う。
そんなことを繰り返していくうちに、私は気づけばバカラに大ハマりしていた。
オンラインカジノの魅力
そもそも、私のような「自称投資家」は少しイレギュラーな例であって、
本来のユーザーは「カジノで遊ぶ」ことを目的としていることだろう。
しかし残念ながら、
現在日本国内においてバカラやルーレットに実際の金銭を賭けて遊ぶ行為は違法だ。
パソコンでカジノをプレイさせるいわゆる「インカジ」や
本物のディーラーがいてテーブルを囲むような「闇カジノ」で遊ぶとなると
常に警察の手入れと隣合わせだ。
社会的ステータスがあっても無くても警察の世話になるかもしれない、そうなるとほとんどの人はためらうだろう。
それ以前に「違法カジノで遊ぶ」となると、
遊び方も知らないし、いくら必要なのかも分からない。
おそらく私の1ヶ月分の給料なんて30分も経たずに消え去るに違いない。
運良く勝ち進んだとしてもスっと止めれるのか、
あるいは止めさせてくれるのかも分からない。ヤクザのような人に常に監視されていたらどうしようと怖くもなる。
オンラインカジノはそういった悩みや不安な要素を全て解決してくれる。
まず、オンラインカジノは
海外企業が運営しているためプレイしても犯罪にはならないし、
自宅にいながら目の前のPCやスマホでいつでもプレイできる。
胡散臭いディーラーやヤクザのようなスタッフに監視される事もないし
警察におびえる必要もない。
たとえお金がなくたって1ゲーム10円100円で始めることも出来るし、
1000円でも十分遊ぶことができる。少額ベッドだって誰に笑われることもない。
勝っても負けてもいつでもやめることができるし、一日中張り付いてプレイすることもできる。
さらに、私が好きなバカラでいえば、過去の勝敗が記録される罫線から分析する時間ですら楽しめる。
勝負する相手は「自分自身」のため、
鬼のようなメンタルが時には必要となることもある。
ただし、勝って喜ぶのも、自分の大事なお金を溶かして後悔するのも
オンラインカジノの醍醐味で魅力的なところである。
まとめ
長くなってしまうのでこの辺で今日は終わりにするが、
とにかくオンラインカジノは
みんなが思っているほど怖いものでも悪い遊びでもなく
どちらかというと「ゲームセンターの延長線上」くらいのものだと想像して欲しい。
決して、胡散臭い詐欺まがいの脱法マネーゲームなどではない。
我々が中学生の頃SEGAで熱中したメダルゲームのような感覚で
気軽に遊べる「大人のゲームセンター」であると私は考える。
オンラインカジノとはそういうものだと思うし、これからもっと日常に溶け込む存在になっていくだろう。
執筆ライター:せーら
DJ、何でも屋として活動中。オンラインカジノやバイナリーオプション等に精通しており、一時は専業にするほど。完全な運に振り回されることが嫌いで、”ギャンブルは投資”と捉え、様々な発信活動を行う。